よくあるご質問
Lexicaについて
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LexicaはいわゆるショッピングカートASPなのですか?
LexicaはEC構築パッケージソフトウェアです。 通常はクラウド環境上で構築し、運用を含めてサービス提供いたしますので、 ASPのような手軽さと個別要求に応えられる柔軟さを両立しています。
とは言え、「ショッピングカート」という機能は、Lexicaの豊富な機能のほんの一端に過ぎません。そもそも「カート」はお店でモノを買うために一時的に商品をまとめてレジに運ぶため手段でしかありません(ECでも、現実でも)。LexicaはカートシステムではなくECシステムですが、高度なカート機能も備えています。
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どういった業態や商材に対応していますか?
Lexicaは根本的な「商取引」を丹念にモデリングしたECプラットフォームですので、特定の業態や商材に依存していません。多くの機能と強力なコンフィグレーションにより、様々なビジネスに対応可能です。
商材については実際に総合通販、雑貨、アパレル、食品、化粧品・医薬品など、多くの事例があります。また、数種類のアイテムを集中的に販売するいわゆる単品系通販も、数百万アイテムを扱う特殊な通販も対応可能です。業態に関しても、通常の通販のほか、定期購入、サブスクリプション(権利の販売)など、様々なパターンに高度に対応します。
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業態や商材を限定しないということは、広く浅い機能しかないエントリー向けということですか?
Lexicaは多機能であり多くのメニュー数を誇りますが、より重要な価値はパッケージ内部に実装されたビジネスロジックの厚みと柔軟さにこそにあります。実際にこれまで、高額な個別カスタマイズ済みパッケージからのシステム移行においても標準機能で対応している例も少なくありません。
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越境ECには対応可能ですか?
可能です。Lexicaは初期設計段階から慎重に国際化(多言語化ではなく、国際化です)を行っています。フロント、バックオフィスそれぞれを個別の言語セットで多言語化可能なことはもちろん、金額計算や税計算においても、国内需要に十分に配慮しつつそれに依存しない機能設計を行っています。
とは言え、越境ECには様々なパターンがあり、またシステムだけではない課題も多く存在します。まずはご相談ください。
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クラウド対応はしていますか?
通常、クラウド環境でご利用いただいています。Lexicaの一部機能は設定オプションによりAWSと連携可能です(連携せずにご利用いただくことも可能です)。
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独自の基幹システムを利用しています。連携は可能ですか?
可能です。Lexicaは、単独で十分な会員・受注等管理機能を備えつつ、外部システムとの様々な連携を考慮して設計されています。 高機能なテンプレート処理によるステータス付の帳票出力を複数備え、多くのことが画面からの設定のみで可能です。また、拡張性の高いプラットフォームを活かし、より複雑な連携の個別カスタマイズにもリーズナブルに対応できます。
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既存サイトのアカウント(会員)情報を移行できますか?
CSVによるアカウント情報のインポート機能を標準で備えています。 また、プラットフォームを利用した個別の移行処理もリーズナブルに開発可能です。
パッケージ標準のCSVによるアカウント情報インポートは、実際に利用しようとすると既存システムの出力とフォーマットが一致せずに個別カスタマイズが必要となることがしばしばありますが、LexicaのCSVインポート機能は高度なカスタマイズ機能を標準で備えていますので、まずそのようなことにはなりません。
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外部の配信システムを利用せずにメルマガ配信は可能ですか?
Lexicaはメルマガ配信の機能を標準で備えていますので、 別途のメルマガ配信ASPなどを利用せずにメルマガを配信することが可能です。
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メルマガ配信の対象を特定の商品の購入者などに限定することは可能ですか?
もちろん可能です。特定の期間に登録された顧客、特定の地域の顧客、一定の購入回数、特定の外部システム顧客番号など、様々な条件が設定可能であり、それらを組み合わせて条件とすることが可能です。 Lexicaは、ステップメール(シナリオメール、フォローメール)、一括メール(単発で大量配信するもの)、メルマガ(購読希望者に配信するもの)など、各種のメール機能を備えています。会員登録や受注など利用者のアクションに応じて送信される自動メールも多種類を備えています。
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タグ(アフィリエイトの成果タグなど)の埋め込みは可能ですか?
可能です。外部タグ埋め込みのための専用メニューを備えており、任意の画面にタグを埋め込んでいただけます。 また、タグの引数として利用できる変数(経路情報、注文番号や商品コードなど)も各種用意されています。 また標準機能の範囲でも、流入経路(チャンネル)の記録や滞在時間、離脱率の測定などが組み込まれています。
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CMS機能はありますか?
あります。トップ画面から購入完了画面まで、共通要素や個別要素を管理画面からガジェットとして設定、配置できます。 利用可能なガジェットは豊富にあり、またご要望により個別に追加も可能です。 また、TOP画面などで自由度を優先しほぼ静的なデザインを採用したい場合や、ランディングページの制作などでは、 アップロードしたHTMLファイルをそのまま表示しつつ、HTML内に共通ヘッダーやガジェットを埋め込む機能もご利用いただけます。
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多機能だとオペレーションが難しくなり効率が落ちませんか?
Lexicaは多機能である以前に高機能であり、オペレーションの効率にも配慮して設計されています。 メニューを有機的に相互リンクし必要な機能の呼び出しをサポートするほか、オペレーター毎にカスタマイズ可能なマイメニュー機能などもあります。 管理画面で設定可能なバッチ処理・自動処理により特定の作業をなくすということも可能です。
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セキュリティ対策について教えてください。
ECサイトは、決済情報を含む個人情報という非常にプライベートかつセンシティブな情報を扱うサイトでありながら、 匿名状態でのカート操作なども実現しなければならないため、 セキュリティの確保が不十分になりがちです。 Lexicaは、データ永続化などの基礎的なフレームワークを実現する基本プラットフォームの設計段階からこの問題の解消を主要な要件として捉え、 利用者の利便性を損なわずに十分なセキュリティを確保できるように開発されています。 詳しくはセキュリティの項をご覧ください。
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LexicaがECパッケージとして有利である理由はどこにありますか?
Lexicaは、ECに特化したドメイン駆動設計により開発された、レイヤー型のアーキテクチャーを持つアプリケーションです。商取引としてのECについての深い洞察に基づいてオブジェクトの依存関係と責務について慎重に検討し、それらを適切に配置することで、数千におよぶクラス(プログラム)が矛盾なく、重複なく論理的な整合性をもって様々な業務フローを実現します。 画面上に現れる見かけ上のビジネスルールの影響を排除した基本設計は普遍性があり、 個別カスタマイズを行う場合でも最小限の開発で最大限の成果を得ることができます。これは、数々の著名なECサイトの構築に携わり、一見するとまったく異なる多くのEC業務を実際にシステム化してきた経験をもつERSのエンジニアだからこそ可能なことです。
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以前は"Logica"ではなかったでしょうか?
"Logica E-Retailing Platform"として販売していましたが、商標取得に関する都合により2021年から名称を変更しました。文書等は漸次変更しています。
ERSについて
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ERSは何をしている会社ですか?
Leixaを実際に設計、開発、コーディングし販売している会社です。ERSは実際にECシステムを構築し、それに利用するECパッケージを開発し、そのパッケージの基礎となるフレームワークAPIを設計し、実際にプログラムをコーディングする技術者の集団です。
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EC以外の製品やサービスは開発していないのでしょうか?
はい、しておりません。ERSはEC構築フレームワークの開発および販売を目的として設立されました。販売形態はSaaS、SIライセンス供与、OEM提供など様々な形態がありますが、このフレームワークを利用するビジネスがERSのビジネスです。(ただし、逆に言えば、このフレームワークを利用するのであれば、導入したお客様が最終的にローンチするサービスがECであるかどうかは問題ありません。)
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"ERS"も"Lexica"も聞いたことがありません。だいじょうぶでしょうか?
おそらくはだいじょうぶです。ERSはこれまで自社による広告活動を一切しておらず、業界メディアはおろかリスティング広告の出稿さえもしたことがありません。また、多くの事例についても、開発パートナー各社のブランド戦略を尊重するため積極的に公開していません。
こうした背景によりERSもLexicaも、EC業界においてまったくの無名です。ですが、Lexicaでは、他のパッケージでお客様が導入を諦めざるを得なかったような難易度の高いプロジェクトを中心にして既に多くの実績があり、その中には著名な大手企業も含まれます。